Victor Everio GZ-MG760-R ビデオカメラのデータ復元依頼を秋田県のお客様からいただきました。
こちらがお預かりしたVictor Everio GZ-MG760-R ビデオカメラです。
鮮やかな赤が美しいですね。
Victor Everio GZ-MG760の発売日は2010年2月。
5年間さまざまなシーンでバッチリ活躍してくれたのでしょう。
内蔵ハードディスクは120GB。大容量ですね。
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さて、そんなVictor Everio GZ-MG760ビデオカメラですが、
電源を入れると「管理ファイルを更新しています」と表示されたままとなり、
操作できないようになってしまったとのこと。
近所のケーズ電機に持って行ったら、「HDD不具合かも」と言われて返却された状況です。
経験上、5年くらい使うと多くのデジタル機器は寿命を迎えることが増えるように思います。
中には10年以上大丈夫なものもあるので当たり外れなのでしょうが、
だいたいこのくらいが機械の寿命の目安になるのでしょう。
5年経てばその間に機器の性能も上がっているので、買い替えるには良いタイミングかもしれません。
さて、実際にVictor Everio GZ-MG760ビデオカメラをお預かりして状況を確認します。
電源を入れると、確かに「管理ファイルを更新しています」と表示されたまま動きません。
時間経過で状態が変わるためか、うかがっていた症状と全く異なる症状になっていることがあるので、
最初に障害状況を正確に確認するのは必須です。
もし差異があればきちんと連絡をしてから調査に入ります。
さらに詳しくチェックすると、やはりハードディスクに障害が発生しています。
この場合、あまり負荷をかけたり電源のオンオフをするのは避けたいところ。
ギリギリ動いていたハードディスクがギリギリで止まってしまう可能性があるからです。
今回は他社さんでチェックした後にこちらにご依頼いただく形だったので、
障害のレベルがどうなっているか気になるところでした。
少し不安を感じながら検査を進めると、
明らかに悪化したと思われる箇所は見受けられませんでした。
何とも微妙な部分はありましたが、最初からその状態であってもおかしくはないレベルです。
大容量120GBのハードディスクなので、処理に時間がかかります。
「機械でポンと処理するだけで終わりですよね?」と言われることがありますが、そんなことはありません。
実は手動で処置を行う工程が多く、自動化が難しいものなのです。
手動で処置を行う工程のレベルとデータの品質レベルは比例します。
なので、ビジネスライクに考えるのであれば
データの品質レベルはある程度割り切ってしまって
少しでも効率よく時間をかけないようにするのが筋なのかなと思います。
ですが、ご縁があって本サービスを利用していただくのだから、
ビジネスライクな人たちには笑われてしまうかもしれないけれど
ベストを全てつくして喜んでもらおう!と考えて手を抜かずに処理を行います。
「もしこれが自分の恩師からの依頼だったとしても、同じように処理をしますか?」
「自分の子どもに仕事の内容を全て知られても、恥ずかしくありませんか?」
という問いに対して自信を持って「はい!」と言えることが心からの誇りです。
さて、データ復旧処理の結果、
493の動画ファイル、総再生時間およそ16時間27分の動画を無事に復元することができました。
納品後、丁寧なご感想を送っていただきました。
それを読んで、これからも頑張ろう!と素直に思うことができました。
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